なかはら歯科医院

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院長・スタッフ紹介

高校時代

私の高校時代というと、もう20数年前!になります。学生生活のうち、最も充実していない3年間でしたね(涙……)。

普通、高校生活といったら青春真只中、毎日楽しくてしょうがない、という意見が多く聞かれそうですが私の場合正反対だったように思います。部活は帰宅部、成績も落ちこぼれ……、全くいいところがありませんでした。ただなんとなく毎日を過ごしてしまった感が強いですね。そんなさびしい記憶の中で、1つキラキラ光っている思い出があります。それは、「柔道初段」を取ったことです。

当時、私は体育の選択授業で柔道を選択しました(剣道か柔道どちらかを選択することになっていました)。剣道はこれっぽっちもやったことがありませんでしたので、選択肢は最初から1つしかありません。この時も、恵まれた体格に加え、農業(みかん)の手伝いや中学の野球部で鍛えた体力のおかげで柔道経験のほとんど無い私でもクラスマッチで結構活躍できたのです。男女共学の高校でしたが、3年間男子クラスに所属しましたので活躍しても、悲しいかな、黄色い声援は0でした。しかし、野郎だけの声援も捨てたものではなく、勝ち進む喜びは格別なものでした。

当時、柔道部に仲の良い友人がいて、せっかくだから部活の練習に参加してみないか?という話になりました。で、練習するのなら、新入部員と一緒に初段を取ってみないか?ということになり、昇段試験を受けることになったのです。目標が出来ると練習が更に面白くなり、きついトレーニングもかなりこなしました。

そして、いざ昇段試験本番、型と試合両方クリアして見事合格となるはずでしたが……。型は問題なくクリア、その後の試合(2試合連勝で合格)、1試合目は難なく勝利したものの問題の2試合目、相手は私よりはるかに小さい(体格も、年齢も)中学生なのですが、ナント私はこの中学生に負けてしまいます!しかも押さえ込まれて返すことが出来なかったのです!!柔道の奥深さを嫌と言うほど味わいました。このときの悔しかったことと言ったら……、他の勝ち試合は全く内容を覚えていないのにこの負け試合だけははっきり覚えています。

そういうわけで、1回目の昇段試験では初段を取ることが出来ませんでしたが、その悔しさをバネに2回目で念願の初段を取ることに成功しました(試験は年に数回開催されていました)。過去に経験した苦難や苦労は記憶に鮮明に残ります。そしてそれを乗り越えた記憶は自信として今の私の考えを形作っています。これからも、その苦難や苦労の積み重ねが私の成長の証になることでしょう。

もう1つ、体育の授業で経験したバレーボール。これが初体験だったのですが、意外に面白かった。そして、この経験がこの後に続く大学時代の部活動を始めるきっかけになるのです。

なにやらスポーツの話ばかりになってしまいました。肝心の勉学は、打ちひしがれても、それをバネに成績回復することもなく終始パッとしませんでした。勉学に関しては、留年しなかったことが最良の出来事だったのでは?と思っています。